1章 時制

A.現在形

現在形は今の瞬間のことを表しているのではなく、

現在・過去・未来すべてのことを表しています。

 

現在形=現在過去未来形

「昨日も今日も明日も~する」と訳す 

 

このポイントをおさえて、実際に訳してみよう!

・I go to school.

→「私は(昨日も今日も明日も)学校へ行く。」

・The sun rises in the east.

→「太陽は(昨日も今日も明日も)東から昇る。」

・The train arrives at eight.

→「その電車は(昨日も今日も明日も)8時に着く。」

 

 

B.現在形の応用

○What do you do?

直訳すると、「あなたは昨日も今日も明日も何をしますか?」という意味になりますね。

そこから「お仕事なんですか?」という意味が生まれたんです。

 

○時・条件を表す副詞節

時・条件を表す副詞節の中は

未来のことも現在形 

次のページにある一覧は「従属接続詞」という名前が付いた接続詞なのですが、この接続詞の後ろだけ未来のことも現在形で表すようになっています。

 

○時・条件の従属接続詞

□when「~するとき」         

□while「~する間」

□before「~する前に」       

□as soon as「~するとすぐに」

□by the time「~するまでは」

□if「もし~なら」

□unless「~しない限り」

whenやifは二つの意味を持っていますが、

この使い分けについては接続詞のパートで詳しく解説します。

 


 (コラム)自動詞と他動詞を1秒で見分ける方法

自動詞と他動詞で意味が違ってくる動詞があって、「紛らわしい」と思ったことはないですか?

この2つの見分け方は動詞を見た瞬間「何を?」とツッコミを入れると簡単に区別できます

 

自動詞 →「あ、そう」で終わる(後ろに名詞は来ない)

例:run「走る」→「何を?」と聞いても意味不明

 

他動詞 →「何を?」と聞き返す動詞(後ろに名詞が来る)

例:know「知っている」→「何を?」と聞き返せる。